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交渉


駅から徒歩1分、1階が店舗になっている雑居ビルの2Fの一部屋。

再び時間を作りこの物件を見学に行くと、ネットで見た情報通り築年数が古いのでそれなりの老朽感はあるものの、1階の店舗隅の透明ドアから室内階段を上がってすぐ右手のこの部屋は、雰囲的に一般住宅っぽくなく、店舗としても使うにはもってこいだと思いました。

第一候補だった物件と比べ部屋数が少なく一部屋を施術室に、もう一部屋を居住スペースにというストイックな環境でしたが、贅沢は言ってられません。

室内を一通りチェックした後、とりあえずこの物件で話を進める事にしました。

自宅開業の場合、ここから先が大変です。

他業種に比べ、比較的出入り人数が少なく、静かに部屋を使用できるとはいえ、整体院の運営を簡単に許可してくれる大家さんもそう多くはありません。

大家さんとこの時点で直接交渉事はできないので、不動産会社が大家さんと交渉し、もしもOKならやっと店舗兼自宅として契約ができる事になります。

物件から車で10分位の不動産会社に一旦戻ると、担当の方が電話で大家さんに電話をしてくれました。

大家さんはもう高齢になる女性との事。

一度目の電話。

しばらくコールしても応答なし。

担当者「大家さんのお手伝いをしている息子さんにも電話してみますね。」

しばらくコールしても応答なし。

留守電にはつながったのでメッセージを入れて頂いた後しばらく待機。

その間、担当者の方がここ最近の景気の話やら、大家さんの娘さんがある芸能人だという話やらをしていましたが、僕の頭の中はこの物件で自宅開業ができるかどうかでいっぱいで当然頭に入ってきません。

そして、

担当者による、大家さんの娘さんの話が最高潮に盛り上がった時、

不動産会社の電話が鳴りました。

大家さんからです。

担当者が慣れた口調で会話を始めました。

もし駄目でも仕方ない。また出直そうという気持ちもあったので(というかその気持ちがないともたないような精神状態だったので)

そこまで張り詰めた気持ちではありませんでしたが、それでもやはり落ち着きません。

僕が物件を整体院としても使いたい旨を担当者がうまく伝えてくれた後、僕側からは聞こえるはずもない大家さんの声に聞き入りました。


以外にも話はスムーズに進行。担当者が電話を置きました。

担当者「整体院としての使用もOKだそうです。」

僕「!』

あっけないものでした。

敷金を通常の契約よりも2ヶ月分多く支払うという条件はつけられたものの、やっとこれで自宅開業をスタートする為の物件が決まったのでした。



ちなみに最近、ここは大家さんの許可をきちんととって営業しているのだろうか?と疑問に思うサロンをネット上からよく見かけます。

例えば、

「詳しい場所は予約確定後、メールにてお伝えします。」といった感じの案内をしているサロンなど。

後々ばれて問題になる可能性もあると思いますし、やはりきちんと大家さんの許可を受けた上で営業をする事を僕からはお勧めします。

 

 

 

 

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