リフレクソロジーをするのに資格は必要なのか?
これは約20年前、私がこの業界に足を踏み入れようとしたばかりの頃、
まず最初に気になった疑問です。
結論から先に申し上げると、
資格は必要ありません!
詳しくお話ししていきます。
20年前当時、私が整体学校への入学を検討していた時にスクールの担当者にこんな質問をした記憶があります。
私「免許はどのくらいでとれるんですか?」
すると、丁寧にこんな回答が返ってきました。
担当者「リフレクソロジスト、整体師、カイロプラクターなどは日本では民間資格にあたるので免許といったものはないんですよ。
ですので法律上、それらの肩書は技術の有無に関わらず誰でも名乗れてしまうのです。」
…衝撃でした。
技術がなくても誰でも名乗れてしまう!?
そんな世界が存在するのかと…
しかし、技術がないのに名乗ったところで何の意味もないことは当時の私でも容易にわかりました。
とにかく資格うんぬんよりも技術のレベルが物を言う世界なのだと。
しかし、民間資格とはいえ各スクールや団体が、
リフレクソロジスト資格やら
整体師資格というものを発行しています。
ある程度、認知度の高い団体からの資格を持っていると就職に有利ですよなどと解説しているサイトもありました。
さて、ここから裏情報です。
ある程度認知度の高い団体からの資格を持っていると、
本当に就職に有利なのか?
私が最初に取得した整体関連の民間資格。
これも業界1位、2位を争う位の大手整体スクールが発行した資格でした。
2番目に取得したのは、規模はそれほどは大きくないものの、いかにも立派な見栄えの団体名の民間団体からの整体師資格とリフレクソロジー資格でした。
これらを掲げて自信を持って就職活動をしたところ、最初に面接を受けたサロンでは、特にこの資格やスクールの事に触れられることはなく、技術チェックもないままに何故か不合格。
その次に面接を受けたサロンでは、
「ちゃんとスクールに通ってたんだ。偉いね。」
と、一定の評価はしてもらえましたが、私が卒業したスクール、団体に関しては知らなかったようでキョトンとした反応でした。
結局このサロンでは面接に合格し、働く事になったのですが、スクールからの民間資格及び得た技術が現場で役に立ったかどうか…
これに関してはこちらの記事で書いています。
改めまして結論を申し上げると、あくまで私個人の経験上の見解ですが、
リフレクソロジーや整体をするのに資格は必要ない。
大きなスクールや団体からの民間資格も効力がない。
という事です。
繰り返しますが、あくまで私個人の見解であり、全てのスクール、団体にいえることではないのであしからず。
また、私が卒業したスクール、団体に関しても、教えている内容がひどかった、講師が不真面目だったという印象はありませんでした。
単に私の習得具合が悪かっただけと捉えていただいても結構です。
一番言いたいのは、
リフレクソロジーは資格を取る為、スクールに通う為のお金がなくても、
技術や知識を学ぶ事を諦める必要がないということです。
この素晴らしい療法をもっともっと多くの方に学んでいただきたいです。