リフレクソロジーは効果なし?説を覆す実験結果【腰痛編】

リフレクソロジー イメージ

足裏を刺激しただけで、身体の他の部位の状態が良くなるなんて普通に考えたらありえない事です。

 

「リフレクソロジーなんて意味ないんじゃないか」

 

「リフレクソロジーの効果なんてハッタリだ」

 

そう思う人のお気持ちもよくわかります。

 

私はこの道17年の現役リフレクソロジスト兼講師という立場ですが、正直…

正直、私も同じことを思っています。

【思っていました。】ではなく、 今現在も【思っています。】

しかし、その疑念を毎度、毎度見事に覆してくれるのが、お客様や生徒様からのご報告です。

 

「腰痛が治った」

 

「膝の痛みがしなくなった」

 

「首が痛く上を向けなかったのが向けるようになった」

 

これらの声は、このホームページのトップページでも詳しくご紹介しています。

 

リフレクソロジーの効果というのは科学的に説明できるものではありません。

 

だからこそ疑いの目で見られても仕方ないと思います。

 

リフレクソロジーは効果なし?説を覆す実験結果【腰痛編】

2007年にアイルランドで行われた実験をご紹介します。

腰痛に悩まされている参加者が、無作為にリフレクソロジーを受けるグループと、偽の施術を受けるグループに分けられました。

参加者、結果を査定する人、共に誰がどちらのグループに属しているか知らされない条件で実験を行ったそうです。

グループ イメージ

参加者は40分のリフレクソロジー施術、または偽の施術を週に1回6週間に渡り受け続けました。それぞれの効果を示すメインの指標は、痛み。

参加者は、【視覚アナログ尺度】によって痛みの度合いを回答しました。

この【視覚アナログ尺度】というのは、一方の端が痛みなし、もう一方の端が最高の痛みを表す直線で参加者は痛みの度合いによって直線上に印をつけます。

また、二次的な効果指標として、痛みを言葉で表しポイントをつけていく【マギル痛み質問表】、日常の生活行動が障害されるか否かを、「はい」、「いいえ」で尋ねる【ローランド・モリス質問票】なども使用されました。

 

結果


二次的な効果指標では、両グループで改善が見られるなどリフレクソロジーの有効性をあまり確認できなかったものの、メイン指標であった視覚アナログ尺度の調査は、

 

驚くべき結果となりました。

リフレクソロジー施術を受けたグループは、痛みのスコアが2.5cm下がり
偽の施術を受けたグループは、ほとんど変化が無く0.2cm下がったのみとなったそうです。

繰返しになりますが、受けた人は自分がリフレクソロジーの施術を受けているのか、偽の施術を受けているか知らない状態で、施術後に腰の痛みの度合いを回答しています。
回答を査定した人も同様に、どのグループが本物の施術を受けたのか知らされていませんでした。

 

この実験の結果を踏まえて、


「リフレクソロジーは、腰痛の処置(treatment)として有望であるようだ。」

と結論づけられたそうです。

海外ではこのようなリフレクソロジーに関する実験が多く行われてきているようです。中には微妙な結果例もありますが、今回のような良い例も沢山存在します。

 

リフレクソロジーを仕事にしている方などは、リフレクソロジーの効果に疑問を抱かれるのが何より辛いと思います。

 

リフレクソロジーをより多くの方に広める為にも、今回のこの記事、よろしければどんどんシェアしてください。