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こんなお客様が来たらどうする?

 

こんにちは。今澤です。

 

開業を希望している生徒様へのレッスンでお話しした内容の一部です。ここでも共有したいと思います。
 
こんなお客様が来たらどう対応するかという話題。
 
その中で今回は爪水虫に関して取り上げたいと思います。
 
爪水虫というのは、水虫のうち、爪に発症したものを指します。爪白癬(つめはくせん)とも言いますね。
 
菌の感染によって爪の色が濁ってボロボロと欠けたり、厚くなったりするものです。

爪水虫に関する私のエピソードを書きたいと思います。

今現在、私は常連のお客様のみにリフレクソロジー施術をさせていただいていますが、以前、新規集客に力を入れていた際には、チラシ、ホームページなどにこのような注意書きを入れていました。

他のお客様への感染の恐れがある為、水虫、その他、人にうつる可能性のある感染症をお持ちの方の施術はお断りさせていただいております。完治後にご予約ください。

一見、冷たい注意書きのように見えるかもしれませんが、この業界において水虫などがお客様からお客様にうつってしまう事は、飲食業界での食中毒並にやばい事です。

それを避ける為にと入れたこの注意書。

この注意書と、それから、うちが足裏を見せる前提であるリフレクソロジーメインの施術をしている影響からか、一般的な水虫のお客様が来られた事は一度もなかったのですが、

爪水虫に関しては、一度ひどい状態の方がこられた事がありました。

 
どうひどいかというと、
 
全ての指の爪が黒にに近い茶色になっており、かなり厚みもありました。

説明をさせていただいた上で、この方に関しては、通常は足の下にタオルを敷いているところをペーパーシートに。

手にゴム手袋をして施術させていただきました。

この対応にひいてしまったのか、気を悪くしてしまったのか、はたまた、それとは全く関係なく単に施術の内容が不満だったのか、それとも単に私の事が苦手だったのか・・・
 
原因は定かではありませんが、その方が来られたのはその日限りとなりました。

この方ほどひどい程度ではなかったものの、その他にも爪水虫の疑いのある方が何人か来られた事がありました。

通常の水虫と違い、爪の場合ですとご本人が水虫だと認識されていないケースもあるようです。

 
それで施術を受けに来られてしまうようですが、わざわざ来られた後にお断りするというのは流石にできず、前述の方同様の対応をしていたわけですが、
 
ペーパータオルにゴム手袋。
 
ご本人はあまり良い気がしないはずですよね。
 
施術後の手洗いの徹底、タオルは使い捨てにするなど、お客様に不快を与えない形での対応策は他にもあると思います。
 
また、不快を与えない流れで皮膚科の受診をお勧めできれば尚良いですよね。
 
お客様によるその他の迷惑行為などと違い、このケースの場合、お客様側に悪意はないわけですからできるだけ不快を与えない対応を心がけたいものです。