前回、頭部の反射区をご紹介しましたが、さらに細かく分けて、
足の親指(拇趾)の外側が鼻の反射区になります。
ピンク色の部分です。
ちなみに、その下の青色の部分は頸椎の反射区になります。
花粉症の時期、施術前に鼻をムズムズさせていた人が、ここへ刺激を加えた途端、ぴたりとムズムズが止んだという例が何度もありました。
そして、
その反対、内側には三叉神経と、小脳、脳幹の反射区が存在します。
黄色の部分が三叉神経、
その下の紫色の部分が小脳、脳幹の反射区です。
以下はなんとなくでも良いので、頭にいれておくと良いでしょう。
三叉神経
脳から出た後、3つの枝に分れることから、三叉神経と呼ばれる。
第1枝は、額、目、鼻梁などの知覚に関与し、その出口は眉の付近にある。
第2枝は、上顎、頬、上口唇などの知覚に関与 し、その出口は頬の上付近にある。
第3枝は、下顎、下口唇などの知覚等に関与し、その出口は下顎にある。
小脳
全身の運動機能と深い関わりを持つ
脳幹
間脳、中脳、橋、延髄という4つの部分でできている。
自律神経を司る視床下部という部分は間脳という部分の中に位置している。