その事に関して前回記事にてご紹介しました。
ここにはまた別の反射区があります。
この時、痛くありませんでしたか?
人によって痛みの度合いは様々ですが、過去にお客様でここを飛び上がるくらいに痛がった方がいました。
この方は舞台役者をされているという方で、施術の前日も皆で稽古をされていたそうです。
緊張しいで本番中にセリフを噛んでしまう事もしばしばあるそうで、稽古も毎回緊張の連続だそうです。
そんな方の足の親指の内側を刺激すると飛び上がるように痛がった。
これは何故でしょう?
実はここは三叉神経の反射区になっています。
三叉神経といっても聞き慣れない方がほとんどだと思います。
ここ最近寒くなってきて、外に出ると顔が冷たいと感じたりしますよね。
あの感覚も三叉神経の働きによるものです。
顔面だけでなく、口の中や鼻の中の感覚も脳に伝えています。
話を戻しましょう。
緊張しいの舞台役者さんが、足にある三叉神経と繋がる反射区を刺激したことで飛び上がるように痛がった。
緊張状態の時というのは、顔がこわばるものです。
あくまで憶測ですが、
顔の筋肉をこわばらせる機会が多かったことで顔の神経にも影響がおよび、対応する反射区にも反応が表れていたのではないか。
そんな風にも読み取れるのではないでしょうか。
逆に考えると、反応の出ている三叉神経の反射区をほぐしてあげることで顔のこわばり、さらには緊張しいも改善する可能性があるのではないか。
そんな事を考えながら施術させていただいた記憶があります。
リフレクソロジーの効果が関係していたかどうかは定かではありませんが、セリフを噛むこともなく、晴れやかな表情の演技を見る事ができました。
この方と同じく緊張しいの方、
緊張で顔をこわばらせるのが習慣になってしまっている方、
揉んであげてください。
おまじないのような気持ちでも揉むのもありでしょう。
手のひらに人という字を3回書いて緊張をほぐすというのがありますよね。