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心臓反射区と脾臓反射区

左足の土踏まずにかかるあたり。

 

心臓反射区と脾臓反射区が、ポン、ポンと続きます。

 

先日の記事でも心臓反射区に関して取り上げたばかりですが、

 

施術を受けて下さっているお客様への説明が難しい反射区です。

 

改めてまとめておきましょう。

 

○心臓の機能

 

血液を送り出すポンプの機能

 

東洋医学的には精神状態を司る機能も

 

心臓のポンプ機能が低下すると、心臓から送り出される血液量が減ります。

しかし、人間の体はなんとか正常な状態を保とうとし、心臓を大きくする、心拍数を多くする、手足の血管を収縮させたりするなど必死に血圧を維持しようします。

しかし、それも長くは続きません。やがて心臓は疲れ、さらにポンプ機能は低下していきます。

すると、足がむくむ、息切れする、疲れやすくなるといった症状が出ててきます。

 

 

○脾臓の機能

 

体の中の薬箱

(具体的には、何かあった時の為に、細菌やウィルスから体を守る為のお薬(リンパ球のこと)や、怪我をした時に傷口をふさいでくれるお薬(血小板のこと)を貯えておいてくれている薬箱です。)

 

ちなみに、脾臓の病気に脾腫というのがあります。

 

脾臓自体の病気ではなく、ほかの病気の影響によって起こるそうですが、脾臓が腫れて大きくなります。

大きくなった分、お薬も沢山貯えるようになるため、血液中のお薬が減り、貧血や出血が起こりやすくなります。

 

このように、心臓、脾臓共にその機能や状態が血液に非常に大きな影響を及ぼす臓器なんですね。

 

反射区の場所が近いことからも、血液をイメージしながらそれぞれを覚え、そして説明できるといいですね!