治療薬がないのですから、完治させるには自分の免疫力に頼るしかないわけです。
一般的に免疫力というのは若い人の方が高く、年齢が高くなるほど弱まっていくもの。
しかし、だからといってあきらめてはいけません。
あなたは鍼治療を受けたことがありますか?
体に鍼を刺されることを怖がる方もいると思いますが、
鍼を刺すにはその理由があります。
皮膚や筋肉などに微小の傷をつけることで、傷を修復する為に細胞が活性化し免疫力が高まるのです。
この仕組みはリフレクソロジーでも共通しています。
バラエティー番組などで足裏刺激の痛みにもだえる芸能人の絵はお馴染みですが、リフレクソロジーによる足裏への刺激も痛みと共に皮膚や筋肉を微小に傷つけています。
それを修復するために細胞が活性化し、免疫力が高まっているのです。
以前の記事でも述べている通り、傷つける部位の範囲が広すぎると、その部位だけに免疫力が集中してしまい、他の部位への免疫力が弱まってしまうということもありますから、その加減も重要です。
足裏が体全身の中でのごく小さな範囲であり、全身へつながる反射区が存在する場所でもあるという点からも、リフレクソロジー施術は免疫力を高めるのに非常に有効な手段だといえるのではないでしょうか。
鍼やリフレクソロジーといった補完代替医療とはまさに、通常医療に頼りきれない時、それを補う、もしくは代わりになる存在になりうるわけです。