こんにちは。今澤です。
・褒める。
・緊張感を与える場面を作る。
これは、私がリフレクソロジーのレッスンにおいて心がけていることです。
まず、褒めるに関して。
人は褒められると脳内にドーパミンが分泌され意欲、モチベーションが高まると脳科学における実験でも明らかにされているそうです。
何かを習いたい、習った後にこういう事をしたいという気持ちが最初のうちは高くても、うまく覚えられなかったり、覚える過程において楽しみよりも苦しみの方が高まってしまったりすると、意欲やモチベーションはどんどん下がっていってしまうものです。
何か1つの事をうまく覚えられた時、達成できた時に、人から褒められるか褒められないかで達成感、満足度は全然変わってきてしまうと思います。
だから、私はしっかり褒めます。褒めている私側もそれは心地が良い事です。
次に、緊張感を与える場面を作る。に関してです。
人は緊張感のある場面に遭遇すると、脳内にノルアドレナリンが分泌されて集中力が高まるそうです。
学校で先生が生徒を叱責している場面を思い浮かべてください。
皆シーンと静まり返り、緊張感が走るでしょう。そういった時、脳内ではノルアドレナリンが分泌されて皆、集中力が高まっているという事になります。
しかし、叱られるのっていい気がしませんよね。
私も勿論、叱られるのは嫌いですし、逆に叱るのも嫌いです。
言葉の暴力やパワハラなどがシビアに問題にされる今の時代を考えても、叱責によって集中力を高めさせるというのはどう考えても良い事ではありません。
しかし、何かを習得するにあたって、集中力を高めてもらうことは欠かせません。
私の場合、叱るという事の代わりに、こういった事をしています。
リフレクソロジーのレッスンにおいて、生徒さんが習得した技術を毎回私の足に直接施してもらうという事をしています。
私がかつて通っていたリフレクソロジーのスクールでは、生徒同士がペアになって交代でそれぞれの足に練習するという事が常でした。
下手にやっていても相手も覚えたての生徒ですからプレッシャーはありません。
その代わり、たまに講師の足に施す時は非常に緊張したものです。
この緊張感も集中力を高める為のノルアドレナリンを分泌させるのに有効だったと思います。
その緊張感を活かしたレッスンをしています。
叱られた時の緊張感よりもよっぽど良いですよね。
但し、慣れによって緊張感というものは薄らいでしまうので、緊張感をできるだけ持続させる工夫をもっと考えていく事が今後の課題です。
ぜひお試しください。