こんにちは。今澤です。
今回は、心臓反射区に関して取り上げたいと思います。
心臓というと数ある臓器の中でも最も有名だといってもいい存在ですよね。
音楽シーンでいうならばビートルズやジミヘンなどにあたるでしょうか。
私個人的にはRANCIDというバンドが昔から好きなのですが、周りで知っている方がほとんどいません。
その為、RANCIDの事を伝える為には、アメリカのパンクバンドで、ツインボーカルで、ベースラインが格好いい曲が多くて・・・
などという風に色々な情報を出さなければなりません。
一方でビートルズなどは説明するまでもないですよね。
それと一緒で心臓も、説明するまでもない臓器
という印象が強いのではないでしょうか。
ところが、レッスンで心臓反射区を学習する際に、心臓って何でしょう?と質問すると、いざそう質問されると何て答えたらいいかわからないという生徒さんが結構います。
「体の左側にあってドクンドクンとしている臓器。」
心臓ってざっくり言ってしまうとそんなイメージかもしれませんね。
もう少し具体的な説明を加えると、
ポンプ機能によって血液を全身に送り出している臓器
となるでしょうか。
さて、リフレクソロジーにおいて、この心臓の反射区が硬かったり、押して痛がったりする場合、どんな事を推測したら良いでしょう?
心筋梗塞、狭心症といった心疾患は日本人の3大死因の1つとされています。
心筋梗塞は、冠状動脈(心臓に酸素や栄養を送っている)が血栓(血の固まり)によってふさがり心臓が壊死してしまう状態。
狭心症は、冠状動脈が硬化して心臓が必要とする血液が一時的に不足する状態。
こういった重大な病気を暗示している可能性もなきにしもあらずです。
施述をしながらでも、出来るだけ相手から普段の生活に関するお話を聞くようにしましょう。
・タバコを吸っている
・食事のバランスが悪い
・塩分、糖分、脂肪分を取り過ぎている
・運動不足
・血縁者に心疾患の患者がいる
などの項目にいくつも当てはまっていて、尚且つ心臓反射区にも反応が出ているのであれば普段の生活を本気で見つめ直し改善した方が良いかもしれません。
命に関わる反射区といったら大げさに聞こえるかもしれませんが、反射区の状態把握が大きな病気を未然に防ぐきっかけになる可能性もあるわけです。
ちなみに、医師免許のある者を除き、リフレクソロジストは当然ながら法律上診断は出来ません。
具体的な病名を挙げてあたかも診断のような伝え方をする事は決してしないようにご注意くださいね。