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「肩甲骨」名前の由来と反射区

足には実はこんな反射区もあります。
 
今回は、肩甲骨です。
 
反射区の場所の紹介の前に、
 
まずは肩甲骨の名前の由来から。
 
肩甲骨の中の「甲」という字には様々な意味合いがありますが、
 
恐らくこれが当てはまるでしょう。
 
「カメやカニの体を覆う硬い殻状のもの。こうら」
 
先人は、肩を覆う硬い殻のような骨という捉え方をしたのでしょうか。
 
 
英語では、肩甲骨を「scapula スキャプュラ」と呼ぶそうです。
 
これは、ギリシャ語「スカプトー」「掘る」に由来するのだとか。
 
そういわれると、これに形が似ていますね
ちなみに、下の絵の青い丸で囲っている部分は烏口突起。 

鳥の口に似ているのが名前の由来のようです。

  

・肩を挙げる、下げる。

  

・腕を上げる、下げる。

  

・胸を開く、閉じる

  

これらの動きは全て、肩甲骨の動きに伴うものです。

  

鎖骨とのみ繋がり、背中からは浮いているような構造によって、肩甲骨はこのような沢山の動きを可能にしています。

  

沢山の動きをするからこそ、その動きを支える周りの筋肉にも常に負担がかかっています。

  

肩甲骨、そしてその周辺の筋肉を含めた反射区として捉えるのが、肩甲骨反射区の捉え方ではないかと私は思っています。

  

肩甲骨の反射区はこちらです。

セルフリフレ法をついでにご紹介しようと思います。

まずは足をつかむような形をとります。

親指はくるぶしの下あたりに。

 
親指以外の4指を使い、肩甲骨反射区に沿って円を描くように刺激していきましょう。
指の先を使っています。
右足も同様に行っていきましょう