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苦しんで覚えたら駄目

このブログでは、簡単なリフレクソロジーテクニックから本格的な難しいテクニックまで様々なものをご紹介しています。


リアルのレッスンをお受けになっている生徒様を含め、テクニックを自分のものにしていくにはやはり、反復練習が重要です。


しかし、


同じ反復練習でも苦痛をともなうものだと、脳はその記憶を排除しようとして記憶しにくいそうです。


かつての体育会系部活では水すらも飲ませないスパルタの運動反復練習をさせるような指導者が沢山いました。

苦痛を伴ってこそ上達するのだという精神が当たり前のようにはびこっていた時代ですね。


そのような練習法というのは脳の仕組みからすれば実に効率の悪い練習法だったということになります。



それならば、苦しみながら練習するより楽しみながら練習する方が絶対に良いですよね。


この反射区を刺激する時は右手だったっけ?左手だったっけ?


手の構えはどうだったっけ?


こういった事はレッスン時の生徒様のあるあるです。


こういった時も何故忘れてしまったのだと自分を責めるよりも、のんびりとでも良いので落ち着いて思い出し、どうして右手を使うのか、左手を使うのか、構えはこうであるべきなのかということを楽しみながら考え、思い出し、覚えていくのがベストだと思います。


私も忘れてしまった生徒さんのことを責めることは一切ありません。


練習の過程での苦痛な記憶を作らない。


これってとても大事なことなんです。