内臓反射区と中足骨

「足は人間工学上、最大の傑作であり、そしてまた最高の芸術作品である。」
 
かの有名なレオナルド・ ダ・ヴィンチが残した言葉です。
 
最大の傑作、最高の芸術作品の骨組みはこうなっています。

 
人間の体にある骨は全部で206個。
 
そのうち足には両足合わせて56個の骨が存在します。
 
実に体全体のうち、1/4もの数の骨が小さなパーツである足に集中しているんですね。
 
この事実だけでも人間にとって足がいかに重要かがおわかりになるのではないでしょうか。
 
前回記事にて、足の骨の中からいくつかの名前を挙げました。
 
一気に覚えようとするのは大変ですから、重要な骨を少しずつ覚えていきましょう。
 
今日はまず、中足骨。

 
この骨のある位置は、リフレクソロジーでは主に内臓の反射区が存在します。
 
足裏側から反射区を刺激する際に、足裏の筋肉が強靭だからと極度に強い力で刺激をしてしまう人がいます。
 
そうすると、筋肉の先にあるこの骨が捻れてしまう事があるんですね。
 
中足骨が捻れるとその上にある膝に悪影響が及ぶ。
 
さらにその上にある骨盤にも悪影響が及ぶという風に全身に影響を与えてしまいます。

「整体」の観念からも、
 
反射区だけでなく、骨組みにもしっかりと意識を傾けたリフレクソロジーを行いましょう。